リモートワーク座談会
新しい時代の自由な働き方に
なじむ家具、欲しい家具とは?
Vol.2 ワークチェア編
リモートワーク女子のみなさん、
自宅で仕事する時の椅子、分けてますか?
自宅をはじめ、カフェ、シェアオフィス、コワーキングスペースなど、さまざまな場所でフレキシブルにお仕事。「リモートワーク」や「テレワーク」と呼ばれる、これからの新しい働き方を実践する、3人の女子たちのホンネ座談会。2回めはワークチェアについて。思わず共感!の意見、たくさん飛び出しました。
企業の広報を業務委託で請け負うフリーランスのPR。クライアント先に行く以外は基本自由に時間を使えるため、自宅やカフェなど、パソコンひとつ携えあちこちで仕事をすることも多い。
家具のサブスクリプション(定額制)サービスを行うベンチャー企業の広報。会社員だがいろんな場所に訪ねる機会がままあり、オフィスのみならずコワーキングスペースを活用することも。
人材業界でキャリア系の仕事に就くが、結婚・妊娠を機に出勤ベースの仕事は終了、おもに自宅での仕事に移行。以前は東京の企業で勤めながら、愛媛でリモートワークをしていた経験も。
\ 部屋の雰囲気とマッチしているかが大事ですよね /
Q. あなたにとっての理想の椅子とは?
絶対、マストなのはデザイン!
私もあまり機能とか考えたことがないですね。家の椅子は、ほんとデザインだけで決めました。
そう、部屋の雰囲気とマッチしているかが大事ですよね。一応おしゃれげな部屋を目指しているので(笑)。
私もデザインは大事だと思っているんですけど、それはテイストの話で。何が本当に「いい椅子」なのか、分からなくなることがあるんです。
確かに。おしゃれだけで座り心地が悪いと、椅子としてはちょっと足りないかも。
あと自分では座り心地がいいと思っていても、本当に私の体に合っているのかなと思ったり。
私は妊娠してから、機能性って大事なんだ!と気づいたんです。ソファだと座る姿勢がつらくて。あと骨盤がズレやすくて、姿勢にも気をつけないといけないので。
機能性は確かに大事だけど、それだけを重視したものは、やっぱり家に合わない。
あと値段も高いですよね。そんなにお金をかけるものと思っていないというか。
家具の仕事をするようになって、椅子ってけっこうお金のかけどころなんだというのは分かったんですけど。じゃあ何を選んだらいいのかが分からない。
そうですよね。特に私は仕事場を分けたいほうなので、ちゃんと考えたいって、今はすごく思います。
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\ 家では、オフィスにあるような黒い椅子はイヤかも /
Q.おうちで仕事用とダイニング用の椅子って、分けてますか?
確かに、言われてみればその差を突き詰めて考えたことがなかったかもしれない。
私も。ダイニングチェアがずっと座っていて疲れないものだったら、それでいいと思ってますね。
部屋が狭いと、両方を置いておくのは厳しいですしね。
一人暮らしだとそうですよね。ちょっと仰々しい感じになっちゃうかも。
私は食卓の椅子はリラックスできるようなもの、仕事用の椅子の方はもうちょっとワークチェアっぽさがあってもいいのかな。高さが変えられたり。だけど今までのオフィスにあったような黒い椅子はイヤかも。
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\ たまに倒して、大統領みたいな感じで仕事したい(笑) /
Q.高機能タスクチェア「クロスフォーカスチェア」に座ってみて、いかがですか?
なんだろう、この夢見心地!スポッとはまって、お尻のところがフィットするのがいいですね。
シートを倒せたり、ロッキングもできるんですね。今、ダイニングで座っている椅子はおしゃれなんですけど、直角なんです。姿勢はよくなるけど、リラックスはできない。これは両方できますね。
腰当てがあるのが本当にラク。今使っているのが固くて、お尻が浮いた感じがするんですけど、これはすごい安定感がありますね。ちょっと寝ようかな、みたいな気分になる。
なるほど。これは寝ますね。
家だとベッドでも昼寝はできるんですけど、そこまでいくと完全に寝ちゃって起きられない(笑)。「ちょっと5分休もう」という時にいいですね。
仕事をしていると、目線を変えたい時があるんです。これだと天井をふと見上げられるので、気分が変わって思考も変わるかも。
長時間座ってやる資料作りの時にもよさそう。たまに倒して、大統領みたいな感じで仕事したい(笑)。
ものを考える時に、ここにオットマンを置いて、足を乗せて。アイデアが浮かんだらメモするみたいな。
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\ この座り心地は、ちょっとしたご褒美タイムみたい /
Q.仕事をする時以外の使い道はどうですか?
そうですね。アメリカに住んでいた時、足を置けるチェアがまわりですごい流行ったんです。妊婦さんにもいいし、子どもが生まれたら、抱いて寝るのにもよさそう。
それ、めちゃくちゃいいですね!
いわゆるファーストクラスの座席みたいなのかもしれない。乗ったことないですけど(笑)。
この広い感じはそうですよね。この座り心地は、ちょっとしたご褒美タイムみたい。
デスクチェアとしてだけじゃなく、映画を観るとか。ひとり用のシアター席みたいな。
確かに!もうデスクチェアじゃないですね。こんな椅子は、何て呼べばいいんだろう。
リラックスチェアに近い気がしました。生地がファブリックだからかもしれない。
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\ これだったら、柔らかな心で仕事ができそう /
Q.デザイン性に関してはいかがですか?
私はドンピシャで好きなテイストです。色の組み合わせとファブリックがいいですね!
ガチガチのITベンチャーに勤めていた時、それこそヘッドレストがついた、すごく強そうなオフィスチェアで仕事をしていました。気持ちいいんですけど、ちょっと男性的過ぎるというか。
武装している感じですね。
そう、かなり戦っている感じがあった。でもこれだったらオフィスでも柔らかな心で仕事ができるんじゃないかなと。コワーキングスペースとかにもよさそう。
自分でも使いたいけど、プレゼントしたくなるんですよね。定年退職した父とか、家で仕事をしている旦那さんに。
男性にもいいですよね。
ただ私としては、ベルトの色が黒じゃなく、違う色だったらいいかも。ファブリックの色と合っているといいな。モカとか。
全部ファブリック張りにしてもいいかもしれない。
ぜひITOKIさんに作ってもらいましょう(笑)。
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\ まとめ /
女子にとって、椅子選びはデザインが一番!だけど、仕事用となると、やっぱり座り心地のよさも外せない。そんな機能とデザインが両立しつつ、さらにソファのようなリラックスの要素も加わった「X FOCUS CHAIR(クロスフォーカスチェア)」は、完全に彼女たちの心を射止めたようす。
次回は「自宅でも、好きなところで仕事がしたい!」というリモートワーク女子の願いと、それをかなえる家具をご提案。これまでの概念を軽々と超えた話、てんこもりです。
- Written by -
山村光春(ヤマムラミツハル)
編集者・ライター。1970年大阪生まれ。BOOKLUCK代表。雑誌「オリーブ」のライターを経て、現在は雑誌や広告、書籍、ウェブなどの編集・執筆をはじめ、講座やイベント、ワークショップなども数多く手掛ける。
2013年よりリフレクソロジーの勉強を開始。2015年より東京と長野の両方に拠点を持ち、これからのよりよい暮らしを模索しながら活動。著書に「眺めのいいカフェ」(アスペクト)、編著として「MY STANDARD -- 大人の自分定番」(主婦と生活社)など多数。