リモートワーク座談会
新しい時代の自由な働き方に
なじむ家具、欲しい家具とは?
Vol.3 自宅ワークスペース編
リモートワーク女子のみなさん、
おうちでのワークスペース、どうしてますか?
がっちり会社勤めでも、どっぷり専業主婦でもない。今の時代にしかるべくして生まれたのが「リモートワーク」、または「テレワーク」。自宅をはじめ、カフェやコワーキングスペースなど、遠隔(リモート)でどこでも仕事ができるので、子育て中のママも注目。そんな自由な働き方を実践する、3人のリモートワーク女子のみなさんに、仕事と生活を共有するがゆえの、悩みやホンネをあれこれ深掘り。
企業の広報を業務委託で請け負うフリーランスのPR。クライアント先に行く以外は基本自由に時間を使えるため、自宅やカフェなど、パソコンひとつ携えあちこちで仕事をすることも多い。
家具のサブスクリプション(定額制)サービスを行うベンチャー企業の広報。会社員だがいろんな場所に訪ねる機会がままあり、オフィスのみならずコワーキングスペースを活用することも。
人材業界でキャリア系の仕事に就くが、結婚・妊娠を機に出勤ベースの仕事は終了、おもに自宅での仕事に移行。以前は東京の企業で勤めながら、愛媛でリモートワークをしていた経験も。
\ 仕事が大好きなので、そのモードで子どもに接しちゃう気がして /
Q. お子さんが生まれたら、仕事はどうされるんですか?
子どもを預けるかどうか、そればかり考えてますね。ただフリーランスだと、やはり可能性が低いので。
私もフリーランスなので気になります。難しいみたいですね。
なので、もう預けなくてもいいかなとも思っていたり。
私は子どもがいなくて、あまり家で仕事もしないので。どういう環境だといいんでしょうね。
どうなんでしょう。でも、育児と働くスペースは分けたいかな。
それはどういう理由で?
私は仕事が大好きなので、そのモードで子どもに接しちゃう気がして。育児って多分そうはいかないでしょうし。夫も家で仕事をしているので、余計に混ざっちゃう。
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\ テーブルが狭いっていやですよね /
\ なんかすごい気配が近い、みたいな(笑) /
Q.自宅で仕事をして、困ることはありますか?
やっぱり面積に対して、家族の存在が近いのが問題なのかも。
今はひとり暮らしなんですけど、確かに家族がいた時は、パーソナルスペースが欲しいと思うときはありましたね。
うちは旦那さんとふたりなんですが、引っ越すまでは狭い家で。小さいテーブルで一緒に仕事をしているとパソコンが当たったりして、すごくいやだった(笑)。
私も!小さいテーブルでシェアして仕事をするっていやですよね。
なんかすごい気配が近い、みたいな(笑)。
距離感かな。
縄張りかな(笑)。
引っ越してからは、テーブルも大きくなって椅子の数も増えたし、その分居場所も増えたような感じ。
居場所っていうのはありますよね。「あなたが今そこにいるんだったら、私はここね」という感じで。
そう。お互いに居場所が増えて、見えないちょっとしたストレスから解放されました。
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\ 使うイメージが、どんどん湧いてきますね /
Q.ではこちらをご覧下さい。いったい何だと思いますか?
第一印象は棚なんですが、引き出せるようになっているので、バラして使うんでしょうか。
機能的な何かになりそう。
クッションがあるから座るのかな。
私も棚かな?と思ったんですが、分かりました!これ、引き出すと机と椅子になるんですね。
これは面白いですね!実は私、時々寝室の窓際で外を見ながら仕事したいと思う時があって。
明るいところ、いいですよね。
ただ家が狭いので、この半分くらいのスツールに座って、窓のサッシにPCを置いて仕事してるんですよ。
えーっ!大変そう。
でも、これならちょうど置けるなと。あと高さのあるほうは、動画を見ながら料理をする時にも便利。使うイメージがどんどん湧いてきます。
私も湧きました!クッションを中テーブルのほうに置いて、高いほうをテーブルにして、こうして窓際で仕事がしたい。
ちょっとカフェっぽいですね。
そう、スタバの窓際席みたいで。この高さのほうが落ち着きますし、仕事もはかどるので好きなんです。
ここに来るまでドトールにいたんですけど、席がこのくらいの高さでした。確かに、逆に心地いいかもしれない。
ほら、こんなふうに小さいほうに足をかけると、優雅に仕事できますよ。
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\ 軽いって大事ですよね。女性でもひょいっと動かせる軽さ /
Q.サイズ感に関してはいかがですか?
私はこのくらいがいいですね。パソコンとコーヒーが置けて、携帯をここに置いて……ちょうどいいかも。
私も。これさえあればいいくらい。
何より軽いって大事ですよね。女性でもひょいっと動かせる軽さ。
確かに移動することを考えると、できるだけミニマムなほうがいい。
ただ軽いと安定感が心配なんですが、これはパイプにフィットする脚キャップがついているので、ガタつかない。考えられてますね。
あとここが湾曲しているのは、すきまにコードを落とせるからですかね?
あぁ、なるほど!コードって意外とやっかいですもんね。大事かも。
それと資料を見たりする時は、高いほうを横に置きたい。パーソナルスペース感も出ますしね。
これなら仕切りがなくて大丈夫そう。
私は仕事より、別の用途で使いたいですね。たとえばホームパーティーをよくするんですけど、グラスや料理を置くのにも便利そう。
サイドテーブルの役割ですね。
そう。ソファーの前に置いたり、子どもがちょっと大きくなったらダイニングの横に置いて「ここで勉強してね」とか。あと庭に持っていったり。いつも使うんじゃないけど、予備としてあるといいなと。
まさに、自分なりの使い方ができるのが一番うれしい。
ひとつの家具で、いろんな機能を考えられる。今の働き方をする私たちには、ぴったりかもしれません。
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\ まとめ /
さすが!従来型にとらわれず、自由でフレキシブルな働き方を選ぶリモートワーク女子のみなさんだけに、ワークデスクチェアだけでない「UBIQ(ユビック)」の使い方の可能性に、話題が集中!目からウロコのアイデアをうんといただきました。みなさんもぜひ、自分なりの使い方を見つけてみてください。
3回連続でお届けした本連載は今回で終了。ぜひ、以前の記事もご覧ください。
*編集部注 対談のすぐ後、松永さんは無事、男の子を出産されたそうです。おめでとうございます!
- Written by -
山村光春(ヤマムラミツハル)
編集者・ライター。1970年大阪生まれ。BOOKLUCK代表。雑誌「オリーブ」のライターを経て、現在は雑誌や広告、書籍、ウェブなどの編集・執筆をはじめ、講座やイベント、ワークショップなども数多く手掛ける。
2013年よりリフレクソロジーの勉強を開始。2015年より東京と長野の両方に拠点を持ち、これからのよりよい暮らしを模索しながら活動。著書に「眺めのいいカフェ」(アスペクト)、編著として「MY STANDARD -- 大人の自分定番」(主婦と生活社)など多数。