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リモートワーク座談会
新しい時代の自由な働き方に
なじむ家具、欲しい家具とは?
Vol.1 ワークデスク編
リモートワーク女子のみなさん、
オンとオフの切替え、どうしてますか?
時代を感じている人ならば、きっとやってる、気にしてる。「リモートワーク」、または「テレワーク」と呼ばれる、これからの新しい働き方。企業に属していてもいなくても、自宅やカフェ、シェアオフィス、コワーキングスペースなど、時と場合と気分に合わせ、一箇所にとどまらず遠隔(リモート)でする仕事(ワーク)のかたち。今回は3人のリモートワーク女子のみなさんに、リアルなあるある、悩みに願い、欲しい家具まで!あれこれ聞いてみました。
企業の広報を業務委託で請け負うフリーランスのPR。クライアント先に行く以外は基本自由に時間を使えるため、自宅やカフェなど、パソコンひとつ携えあちこちで仕事をすることも多い。
家具のサブスクリプション(定額制)サービスを行うベンチャー企業の広報。会社員だがいろんな場所に訪ねる機会がままあり、オフィスのみならずコワーキングスペースを活用することも。
人材業界でキャリア系の仕事に就くが、結婚・妊娠を機に出勤ベースの仕事は終了、おもに自宅での仕事に移行。以前は東京の企業で勤めながら、愛媛でリモートワークをしていた経験も。
\ 日常のものがたまると、仕事が忙しいのに「こっちを片付けようかな」みたいな /
Q. 自宅ではどこでお仕事することが多いですか?
ダイニングテーブルですね。そこでごはんも食べて仕事もしています。
私も昔からそう。自分の学習机で勉強するのが苦手で、リビングでしていたので。
私は分けたいほうですね。ごはんを食べる時に片付けるの大変じゃないですか?
基本パソコンを閉じて、引き出しに入れておけばすぐにごはんが食べられるような状態なので。
私もいろいろ工夫はするんですけど、郵便物など日常のものがあるところに、仕事道具も置くクセがついていてしまってますね。
気が散ったりしないですか?
そうですね、日常のものがたまると、仕事が忙しいのに「こっちを片付けようかな」みたいな。試験勉強前に部屋の掃除をしたくなるのと同じで、逃げる口実で別のことがはかどる(笑)。
ただ、周りが片付いていれば家でも集中できる。あまり仕事とプライベートを分けずにできてますね。
私も区切りは欲しいけれど、あんまり断絶はしたくない。集中して仕事して、疲れたら「あっ、プリン食べよう」みたいな(笑)。
昼寝しようかな、とか。自分のペースでできますもんね。
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\ モードを変えたくなるんですよね /
\ 人がいるんだけど、ひとりになれる場が欲しい /
Q.リモートワークしていての悩みはありますか?
前に住んでいた家は狭くて、オンオフが切り替えられなかったんです。実は夫も家で仕事をしていることもあって。
個室は持ちたいですよね。それは別に仕事部屋に限らず。
そう、家だとどうしても混ざっちゃう。ずっと仕事モードになって、ギスギスしてました(笑)。別に夫と仲が悪いわけではないんですよ。
オフィスでもそう。電話も鳴るし、人に話かけられるので、カフェやシェアスペースみたいなところに行きたくなる時はあります。
モードを変えたくなるんですよね。タスク処理は家でもできるけど、日常と違う頭にしたい時はカフェ、とか。
少しざわざわしている方が集中できる。
人がいるんだけど、ひとりになれる場が欲しい。戦略を組み立てたり、クリエイティブ系の仕事の時は、そのほうがいいアイデアが湧く気がします。
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\「今は、話しかけちゃいけないんだな」と、周りもわかってくれそう /
Q.折りたためるワークデスク「ONOFF(オノフ)」を座ってみて、いかがですか?
立って見ていた時より個室感があって、ほんとに目線がいい意味で遮られますね。「あっ、仕事」って感じになるかもしれないですね。
たためるっていうので、あえて疑似的にオフィス空間を作っているのかな。それが面白い。
サイズも女性にはちょうどいいですね。
確かにいい、コンパクトで。あとヴィンテージ感のある木の質感とか、色味がすごくおしゃれだなって。
家だとあまりオフィスっぽい家具は似合わないので。こういった方がうれしいなって思います。
私はあまり家で仕事をしないのですが、こういうスペースがあればいいのかなって。
「今は、話しかけちゃいけないんだな」と、周りもわかってくれそう。
想像ですけど、子どもができたら「お母さんがここにいる時は話しかけないでね」とか。これがあると、分かってもらうことができるかなって。
あと自分のためにも。仕事モードだと効率で考えることが多いと思うんですけど、多分育児ってそうはいかなくて、子どものペースに合わせてゆったりした感じで接したいから、ここは仕事、ここは育児って分かれていた方が、ちゃんと切り替えができるかなって思います。
確かに。一人になって仕事したい。でも外出はできないとなった時、いい感じの逃げ場になるかもしれないですね。あと、私はオフィスにこれが3つくらいあってもいいなと思いました。集中部屋として(笑)。
ちゃんとした壁も作らなくていいですしね。
完全に見えなくなると、それはそれで問題ですしね(笑)。
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\ まとめ /
オンとオフを完全に分けたくはないけれど、モードはほどよく切り替えたい。仕事で集中をするためにも、適度に人の気配は感じていたい。「ONOFF(オノフ)」は、そんなリモートワークやテレワークを実践する3人の願いをかなえるワークデスクとして、高い評価を得たようです。
次回は、家になじみにくいワークチェアについて、さらにリモート女子たちの意見をうかがいました。
なるほど、納得!の連続ですよ。
- Written by -
山村光春(ヤマムラミツハル)
編集者・ライター。1970年大阪生まれ。BOOKLUCK代表。雑誌「オリーブ」のライターを経て、現在は雑誌や広告、書籍、ウェブなどの編集・執筆をはじめ、講座やイベント、ワークショップなども数多く手掛ける。
2013年よりリフレクソロジーの勉強を開始。現在は東京と福岡に拠点を持ち、これからのよりよい暮らしを模索しながら活動。著書に「眺めのいいカフェ」(アスペクト)、編著として「MY STANDARD -- 大人の自分定番」(主婦と生活社)など多数。