「リビングラボで創る新しい働き方」を、商品開発に取り入れた、イトーキ商品のご紹介です。
リビングラボとは、住民(ユーザー・当事者・生活者)と企業や自治体、大学・研究機関等の関係者が“共創”する場。
生活者(当事者)のニーズに適うより質の高い成果・解決策を産出する活動です。
テレワークを推奨している鎌倉にお住い、またはお勤めで、自宅での「仕事」と「家具」に興味・関心のある方へ お集まりいただき、商品開発に取り組みました。在宅シーンの中から、自身が働きたいイメージを選定したり、ニーズを ヒアリングなどいくつかの調査を行い、在宅勤務、在宅ワークを可能にするキーワードを抽出しました。
子供の様子を見ながら仕事、子供と違うことをしながら時間と場所を共有、集中は妨げられたくない、 オンオフは必要、などの働き方・環境についてや、長時間座れる(肩こりのない)、手の届く範囲に書類、 目線を遮る機は必要、収納を開くと仕事モード、など機能・設備についてと、在宅勤務の懸念点はさまざま。 理想の働きたい空間って?皆さんの希望がどうしたらかなうだろう、 ディスカッションを通じて、開発のキーワードを「どこでも」と「オンとオフ」に絞り、 商品化へ進めました。
理想の家具は「オンとオフ」と「どこでも」をかなえてくれる家具。 みんなで導き出したキーワードを元に、本格的な商品開発に入りました。CGと原寸大モックアップにて 使い勝手を確認、問題点をあぶり出し、試作品の確認、そして生活の中での使用検証を通じて、 「ONOFF オノフ」と「 UBIQユビック」は完成いたしました。